脇汗、臭う前なら濡れタオルでケア

Samstag, 28. November 2020

夏になると特に気になる汗の臭い、その中でも脇の臭いに悩んでいるという方はとても多いです。そんな脇汗も、かいた直後は意外と臭くないということはあまり知られていません。

実は臭いの正体は汗そのものではなく、汗に垢や皮脂が混ざることで細菌ができてしまうことにあります。その細菌が汗を分解することにより臭くなってしまうのです。

そこで、細菌が発生する前に汗を拭き取ることで臭いの発生を食い止めることができます。

ここで、必ず濡らしたタオルで汗を拭き取るようにします。乾いたタオルを使ってしまうと皮膚が乾き、体温を下げるためにもっと汗が出てしまうので、濡らしたタオルが必要という訳です。また、乾いたタオルでは皮膚の凹凸に入り込んだ汗を拭き取ることは難しいので、そうした意味でも濡らしておくようにしましょう。適度に湿ったタオルの表面は汗だけでなく衣服のホコリなど細かな汚れも絡めとってくれます。

要は皮膚を濡れた状態にしておくことが大事なので濡れタオルが用意できない場合はウェットティッシュなどで代用しても構いません。外出中に持っていたペットボトルの水でハンカチを濡らして拭くというのも効果は充分にあります。

これで汗から臭いが発生するプロセスを断ち切るだけでなく、新たに汗をかいて更に臭くなってしまう悪循環も止めることができます。